トイストーリー4が2022年6月24日(金)に初めて地上波での放送が決定しました!
2019年に公開され「トイストーリー4」。
「トイストーリー」1〜3シリーズは、大人も子供も楽しめる映画、ピクサーの中でも特に人気で私も大ファンでした。
しかし、待望のシリーズ4が公開になり、見た人からは、想定外の展開に「えー?何このエンディング!聞いてないよー!」みたいな反応が多かったみたいで賛否両論となりました!
【そして海外では日本との反応も違います】
ではあの感動のシーズン3からシーズン4へ
何が起きたのか?評価が悪いって言われている理由や、本当にラストは最悪なのか?それでも見る価値あるのか?
トイストーリー4のラストは最悪/あらすじ
トイストーリーは1995年から続くピクサー代表する映画で、おもちゃの視点から世界を描いた作品です。
小さな男の子アンディのオモチャ達
主役のウッディ(保安官)を中心にバス(スペースレンジャーのロボット)、ジェシー(カウガール)、ボーピープ(磁器製の人形)など主要メンバーが繰り広げる冒険と友情、愛のストーリー。
シーズン3最後では、ウッディが成長したアンディの元を去るという感動のラストでした。そこで物語としては完結した。
その美談のその後として制作されたトイストーリー4。これはウッディの新しい人生、彼の成長や変化を描いています。ピスサーとしても挑戦だったんじゃないでしょうかね?
最愛のアンディの元を去り、新しい持ち主ボニーという女の子の元で仲間と過ごしていた。
しかし、ボニーはウッディより自分が幼稚園にいる時にゴミで作ったおもちゃ(フォギー)を溺愛するのです。アンディは寂しい思いをしながらも、ポニーの思いを第一に考えてボニーとフォギーが幸せに遊べるようにサポートしようとします。
そんな時に昔アンディのおもちゃで仲間であったボーピープと再会します。
彼女は昔のエレガントで物腰の柔らかい様相から、活発で自分の意思で行動する女性に変わっていました。
占星術好きな勝手な私の感想としては、雰囲気的に、魚座の女性像から牡羊座の女性像って印象がありましたよー笑
ウッディは目の前に起きている出来事や、環境の変化などから、おもちゃとして「こうあるべき、こうするべき」の立ち位置から
「こうしたい、やってみたい」というように意識が変わっていくのである。
そして、ラストシーン。
彼は今まで共に歩んできた仲間と別れを告げて、自分の道を歩んで行くことを決める。
トイストーリ4のラストは最悪ってホント?
シーズン3までのテーマが「子供とおもちゃの関係性」いわゆるおもちゃをモノとしてではなく仲間として捉え、忠誠心や心の繋がり、大人が忘れかけていた幼少期のピュアな感情を揺さぶられる感動ストーリーでした。
しかし、シーズン4ではウッディに大きな変化が訪れます。
今までアンディの一番大切にされているおもちゃとしての自尊心は、ボニーの無下な扱いにより崩れ、存在意義を失っていきます。
確かに、ボニーのパパから踏まれたり、ボニーに遊んでもらえないシーンは悲しいですよね。
アンディの努力が報われないというのを目の当たりにされます。
こういったシーンから、結構ボーに対するコメントもあるみたいですが、これは子供だからしょうがないんだろうなと思いましたが。 汗
そこでウッディは「持ち主のいないおもちゃとしての生き方」を選択します。
今までのウッディのあり方、「持ち主の為におもちゃはある」という信念に変化が起き、持ち主や仲間の為というより、自分の道を決断して歩きだす。という最後が腑に落ちない人が多かったようですね。
トイストーリ4のラストは最悪? ボーピープとウッディの関係は?
ウッディの変化に大きく影響を与えた要因の一つは、紛れものなくボーピープの再会だった。
彼女はウッディを愛する女神のような優しい包容力のある女性でした。
しかし、久しぶりの再会で目の前に現れた彼女は、生き抜く力を手に入れた生命力の高いたくましい女性へと変貌していたんですよね。
9年もの歳月が人を変えることは当然で、おもちゃも然りです。
自分の存在意義を失っていたウッディにとって、彼女の自分の力で切り開いていく姿にショックを受けて、本当の自分の思いと向き合わざるを得なくなります。
トイストーリー4のラストは最悪? 海外の反応は?
トイストーリー4は海外では高評価、大絶賛だったようです!!
【第92回アカデミー賞】長編アニメーション賞を受賞!
【第77回ゴールデン・グローブ賞】アニメーション映画賞ノミネート
【第47回アニー賞】アニメーション映画賞をはじめ、6部門ノミネート
トイストーリー4ラストは最悪?な海外の反応は違うの?
私はカルチャーやその国の道徳とか価値観、そんなバックグランドにようる感想が大きく別れているんだと思います。日本のアニメ会社だったらシーズン3で完了していたのかもしれないですよね。
これは何が正しいというジャッジより、主体的に自分が何を選択して行動していってもいいんだよというメッセージなのかな?
仲間を大切にすることはもちろん素晴らしい、しかしそれが自己犠牲を伴うものであったら、違うんではないでしょうか?誰のどの決断も他人がジャッジする権利はない。
バズの最後の言葉
「ボニーは大丈夫、自分の気持ちに素直になれ」とウッディに語りかけるところが
本当の愛情だなって思わされました。
離れるから、仲間が終わるわけではない。そんな心強い2人の成長を見させてもらったと思います。
トイストーリー4のラストは最悪?見る価値ある?制作会社が言いたかったことは?
トイストーリー4は見る価値ある?
これは私の意見としては、どっちでもいいんだと思います 笑
見たかったら見ればいいし、ちょっと自分には受け入れることが難しそうだな、シーズン3の最後で完結としていたいなと思うなら、それでいいと思います!
エンタメですしね!私も最初は面白くて見ていた映画や海外ドラマなどで、続編を最後まで見てない作品はいっぱいありますよー!w
それは今の自分には必要ないってことだと思います。
シーズン4では
「持ち主のいないおもちゃは不幸なのか?おもちゃの幸せとは何か?」というテーマが大きく問いかけらます。
常識や世間の幸せの概念などは一旦置いておき、
バズが言うように
「本当の自分の気持ちに素直になる勇気」を求められるんですね。
それは怖いことでもあると思います。
用意された道でもなく、自分の決断と言う責任のもとに生きていく。
でもこれって、めちゃくちゃ生きている!って充実してくると思うんですけどね!!
おもちゃの世界を通じて、こんな問を自分にもしてみるきっかけとなることもあるかもしれません。
今度、初めて地上波で放送されます。
それまでにシーズン1から3も予習できていたらいいですね!
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