「ショーシャンクの空に」は実話だった?名作から学ぶこととは?

今日は公演されて以来、20年以上たった今でも名作として常に上位に上がる作品「ショーシャンクの空に」について書いていきますね。

ショーシャンクの空に 概要・あらすじ

公開日:1994年

脚本・監督:フランク・ダラボン

原作:スティーブン・キング『刑務所のリタ・ヘイワーズ』

出演者:

アンディ・デュフレーン・(ティム・ロビンス)

レッド・レディング・(モーガン・フリーマン)

ヘイウッド・(ウィリアム・サドラー)

サミュエル・ノートン(ボブ・ガントン)

ブルックス・ヘイトレイン(ジェームズ・ホイットモア)

有能な銀行員アンディ(ティム・ロビンス)が無実の罪によって刑務所に収監されるとこから話が始まる。

刑務所で過ごす30年の月日の中で、彼が絶望的な条件の腐敗した状況でも ”希望” を捨てずに自分の人生を取り戻していく物語である。

ショーシャンクの空に は実話だった?

「ショーシャンクの空に」って実話?って思えるような話ですよね。「絶望からの奇跡」みたいな本当の話だったら、人生って希望を絶対に捨てたらダメだよね、絶対に正義は勝つ!って美しい話ですよねー。どんな絶望的な状況でも、アンディのように希望を捨てずに自分の人生を諦めないということを教えてくれているよう。

しかし、この話は実話ではなく、スティーブン・キングによる中編小説『刑務所のリタ・ヘイワーズ』が原作となったフィクションです。ではなぜ実話?と思ってしまうのでしょうか?

それは物語にはモデルになった人物がいたからみたいですね。その人の名前は1957年に交通事故を起こしたフランク・フレッシュウォーターという人物だそうです。

彼は少年矯正施設に収監されますが、そこから脱獄して56年もの間逃亡生活を送っていた。そして79歳の時に警察に逮捕されて刑に服したそうです。日本の警察も凄いですけど、アメリカの警察の執念が凄くないですか!?確かに私はアメリカって脱獄犯とかにメチャクチャ厳しいイメージはあるかな。

ショーシャンクの空に から学ぶことは?

「希望」を持ち続けることの大切さ

この映画でのキーワードでもある言葉

希望 Hope

シャバの生活(映画で普通の生活をこう言ってるので使ってみましたw)でも希望を常に持ち続けるって結構大変じゃないですか?

会社で嫌なことがあったり、目標が叶わなかったり、好きな人に振られたり、不甲斐ない自分にどうしようもなく嫌になったり・・・思い通りにならない中、普通の環境下にいる私達でも、前向きに希望を持ち続けるって、メンタル強いと思うんです。それか逆境大好きドMさんとかね!

劇中のアンディは冤罪の殺人罪で収監されて20年もの時間を刑務所の中に閉じ込められていました。しかし、彼はそんな理不尽、不自由な中でも希望を捨てなかった。これは私達の生活に置き換えてみることもできますよね。どんなにツラい状況でも決して希望を捨ててはいけないというメッセージだったのではないでしょうか?

映画の中で

「希望は永遠の命だ」

とう名言があります。

アンディは他の受刑者とは相容れないところがありました。それが、心の底にもている未来に対する希望ではないのでしょうか?

アンディの友達レッド(モーガン・フリーマン)は

「ここに希望はなく、人を狂わせる危険なものだ」と言います。レッドは40年も刑務所にいて、その環境に慣れていたんですね。不自由な環境も慣れてしまえば居心地はよく感じてしまいます。

あと、どうせ自分の人生はこんなもんという諦めモードになるんですね。希望をもったりして裏切られる恐ろしさから逃げている。そしてもはや、不自由な環境に同化してしまっています。

でもアンディの素晴らしいところは、そこで諦めなかったことです。20年、コツコツと脱走する為の穴を掘り続けるって、もう根拠のない希望しかないですよ。でも、それが人生を変えていくんですね。それを私達へのメッセージだったんではないでしょうか?

 

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