映画「アダムス・ファミリー」(1991)はアメリカの漫画家チャールズ・アダムスが生んだ怪奇漫画「アダムスのお化け一家」で、1990年代に映画化されました。
今でも伝説のホラーコメディ!
不気味な手の正体や個性的なキャラクター、実写版キャストの今をまとめてみましたよ!
アダムスファミリーハンドは誰の手?
人間の右手がちょこちょこ動き回っているのが不気味だけど、なんか可愛い❤︎
ちなみに、このハンド君、高名なマジシャンであるクリストファー・ハート氏の右手。
「手」のみ!で全てを表現するって繊細な手の動きですよー。
さすが、高名なマジシャン!
絶妙な手の先までの動きが「手」の妖艶さを出していますよねー!
「手」がまるで表情のよう!
そして、このハンド君はゴメス(お父さん)の幼馴染。
ハンドは「手」なんですが、人間のように意思を持っているんです。
ファミリーの役に立ったり、一緒に遊んだりして、家族の為に色々働いてくれてますよ!
モーティシアのピンチをいち早くゴメズに伝えたりして
「手」だけだのに、有能で存在感大きい!
ちょっと見た目は怖いけど、慣れたら絶対楽しそう!
私も欲しいかったり・・・笑
クリストファー・ハート氏ってどんな人?
クリストファー・ハート
誕生日:1961年2月22日
出身:カナダのブリティッシュ/コロンビア州ナナイモ生まれ
ロサンゼルス育ち
俳優兼マジシャン
マジックのオーディションを受けたのは16歳。
ジュニアメンバーになる為のオーディションで、それには落ちて一年後に合格。
それから西海岸最大のマジックショップのハリウッドマジックで、マジックを披露して仕事を始めます。
そんな中、モハメド・アリ、ハリー・アンダーソン、マイケル・ジャクソンなどに披露するチャンスがあり、評価が高まり名を馳せていきます。
「ステージ マジシャン オブ ザイヤー」2回受賞
モンテカルロでのグランプリ マジックではステファニー王女から最高賞を授与されます。
天職ってこういうことですかね?
私もマジック好きで、マジックバーに行ったりしたことがありますが、
本当に不思議で楽しいですよね!
絶対タネがあるんだけど、(マジックなんでw)
でも、本当にわからない!
彼はマジシャンとして成功して、手ですが俳優としても活躍の場を広げましたね。
こんな風に映画に出演できるって思ってなかったんじゃないかな!?
アダムスファミリーハンド/キャラクターや実写の俳優は今?
ゴメズ・アダムス(Gomez Addams):ラウル・ジュリア
家族を溺愛して、特に妻のモーティシアを寵愛している。
良き父親で家族を守ろうとして、空回りして意味不明な方向に進むことも。
それに加えて、頭の回転があまり良くない。
私は、威厳ある父親って感じより、いじられパパって印象です!
見た目はちょび髭を生やしたラテン系中年男。
見た目がちょっと怖そうだけど、優しい家族、奥様思いのパパです。
モーティシアを「カラミーア」(イタリア語で愛の意味)と呼ぶところも
夫婦がラブラブなのがわかります。
見た目が怖いから、このギャップもいい!
ラウル・ジュリアはプエルトルコ出身の俳優で、1994年、胃がんと脳卒が併発して54歳で急死する。
彼はゴールエングローブ賞、エミー賞主演男優賞など数多くの賞にノミネートや受賞をしている。
1995年「闇に抱かれて」が遺作となっている。
モーティシア・アダムス(Morticia Addams):アンジェリカ・ヒューストン
正体は魔女。青白い肌に妙に細いウエスト。
いつも冷静でエレガントだが、家族にはとても優しく、ゴメズをサポートしている。
真の長はモーティシアと言えますね。
かかあ天下だけど、この妖艶なお母さんはやっぱり不気味。
アンジェリカ・ヒューストンはアメリカ合衆国の女優。
俳優の祖父、映画監督の父親、イタリア系のバレリーナの母親、芸能一家に生まれています。
イギリス出身の俳優、ジャック・ヒューストンは甥になります。
ジャック・ヒューストンが甥っ子!
知りませんでしたー!
あの黒髪で妖艶な独特な雰囲気を醸し出す、個性的な女優さん。
初めて、アダムスファミリーを見た時、彼女はやっぱり怖かったですけどね!
それだけ表現力がある女優さん。
今も現役で活躍されています!
フェスター・フランプ(Fester Frump):クリストファー・ロイド
ゴメズの兄で、見た目がホラー。
髪の毛一本も生えてないツルツル頭に、クマなのか目の周りは真っ黒。
年間通じて、常に黒いマントを羽織るおじさん。
性格はアダムスファミリーの中ではまとだけど、まともの基準ってσ(^_^;)
ウェンズデーやパグズリーとは仲が良く危険な遊びも一緒にやっている。
まあ、人間と同じレベルのことしてても、それは人間のルールに縛られていることだから違うよね。
なんで、私達が「それヤバいでしょう?」も彼の中では、至って普通。
性格はまともだけど、行動は結構凶暴じゃない?
フェスターを演じているのは、言わずと知れた「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドク役のクリストファー・ロイドです!
メイクが濃ゆくてわかりづらいかもしれないですが、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドク役も、ぶっ飛んだ科学者なんで、なんか合い通じる部分もあるような・・・
グラニー・アダムス(Grandmama Addams):ジュディス・マリナ
フランプおばあちゃんは、ゴメズとフェスターの実母である老婆。
子供にとってはおばあちゃんなので、グラニーと呼ばれている。
「ザ・魔女」という風貌で、とりあえず凄く長生きしている。
お婆ちゃんは料理が得意!
扱っているのはコウモリや骨といった呪文がかったものみたいだけど。
ジュディス・マリナはドイツ生まれのユダヤ系女優さんで、2015年に他界しています。
映画「レナードの朝」(1990)や、テレビドラマER緊急救命室(1996)にも出演して活躍された女優さんです。
ウェンズデー・アダムス(Wednesday Addams):クリスティーナ・リッチ
アダムスファミリーの長女。
真顔が本当に冷たくて怖いよ〜不気味ぃ〜
子供らしさが全く無い!
基本的に無口で無表情・・・この演技も子供にしたらすごいよね。
無口なゆえに口を開くと出てくる言葉がブラックで強烈にインパクトんがある。
そんな人いますよね。
普段、無口で何を考えているかわからない人。
でも、その人の発言がキレッキレに刺さるみたいな。
黒髪と青白い肌で水玉のワンピースが特徴かな。
見た目は一見普通の女の子だけど、
片方の足の指が6本ある。
ウェンズデー役のクリスティーナ・リッチは、このアダムスファミリーで知名度が上がり、人気がでます。
その後も、ジョニー・ディップ主演の「スリーピー・フォロー」など幅広いジャンルの映画に出演して着実にキャリアを築いています。
そして自身の制作会社Blaspheme Filmsを設立して、プロデューサーとしても活躍しています。
パクズリー・アダムス(Pugsley Addams):ジミー・ワークマン
アダムス家の長男でウェンズデーの弟。
見た目は一番普通?
でも、性格は悪ガキでいたずら大好き。
姉のウェンズデーにはいじめられていて、仕返ししようとしてもうまくいかない。
まぁ、姉のウェンズデーの方が一枚も二枚も上ですわw
パクズリーを演じたのはジミー・ワークマン。今は俳優業は行っていません。
姉妹のシャネル・ワークマン、アリエル・ウィンターは女優です。
そもそも、姉のシャネルがウェンズデー・アダムス役のオーディションを受けに行った時に、ジミーに声がかかりパグズリー役に合格して出演が決まった。
なので、流れで子役を始めたんですね。
日本の芸能人とかも、こんな感じで芸能界になんとなく入った人って聞きますよね。
それもそれで、力が入ってないところがいいのかもね。
今は製作側として仕事をしているようです。
エンタメの業界では活動されてるんですね。
ラーチ(Lurch):カレル・ストルイケン
アダムス家の執事をしていて、とにかく背が高くてヨロヨロしている。
フランケンシュタインの怪物に作者が似せてキャラクターらしく、まんまですねw
アダムス家にはなくてはならない存在で、大切な家族の一員になっています。
いいですよね、ラーチみたいな関係の存在。
執事なんて、信頼関係があって成り立つ関係。
血縁関係なく、ファミリーの一員って本当に素敵!
ラーチを演じるのはカレル・ストルイケン。
オランダ出身の俳優さんで、なんと身長が213cm!
オランダ人って大きい人が多いけど、オランダにいたら目立たないのかな?
いやいや、普通にすごい背が高いでしょう!
「フランケンシュタインの怪物」をヒントにキャラクターが作られたので、ピッタリ!
アダムスファミリーは一見、暗くて怖いお化けのようだけど、
ブラックコメディーに愛の要素があるようなファンタジー?
何年経っても個性的で魅力的なシリーズ。
ぜひ、まずは見てみてください!
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