天使にラブソングを 流れる有名な曲とは?どんな映画?キャストのウーピーは現在何歳?あらすじ、ネタバレまで

「天使にラブ・ソングを」は長年愛されているミュージカル映画の代表作の一つと言っても過言ではない作品。

1992年公開の映画でいまだに人々を笑いや感動を与えてくれる名作です。

今年(2022)にミュージカル公演も決定して、テレビでも放送予定。

更に、もうすぐ天使にラブ・ソングを3の公開の話も進んでいます!

「天使にラブ・ソングを」の曲やキャストもうる覚えじゃないですか?

ここでもう一度、曲やキャスト、あらすじから作品の素晴らしさを把握して

天使にラブ・ソングを3をよりいっそう楽しましょう!



天使にラブソングを 曲 

「天使にラブソングを」はミュージカル映画で音楽がキーポイント。

しかし、魅力は普通の音楽ではなく、聖歌隊が歌う讃美歌をポップなゴスペル調に変えたというところが更にポイント。

讃美歌って普段聞くことありますか?

多分、普通の日本人はクリスマスの時くらいじゃないですかね?

私はクリスチャンの学校に少し通っていたことがあり、その時は毎日授業の前に讃美歌を歌っていました!

中間テスト、期末テストの朝も必ず讃美歌を歌って礼拝があったんですよ〜。

当時はそんな時間あるなら、英単語一つでも覚えたい!とモヤモヤして上の空でしたが 笑

今思えば、心を鎮静させたり人間性を育てる時間だったんでしょうねぇ。

パイプオルガンの音色素敵だったのになぁ。

 

「天使にラブ・ソングを」の音楽の総括プロデューサーは

ミュージカル「ヘアスプレー」を担当したマーク・シャイマンです。

彼はアメリカ合衆国の作曲家、作詞家であり数多くの名作の音楽を手掛けていますよ。

「アダムス・ファミリー」(1991)

この音楽を聞くとすぐにアダムス・ファミリーの映画を思い出す程のインパクトありの音楽。

「最高の人生の見つけ方」(2007)

ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンW主演の感動作。

この感動には音楽は無くてなならないものですよね。

ディズニー史上最高なハッピーを届けてくれた

エミリー・ブランド主演、メリル・ストリープ出演

「メリー・ポピンズ・リターンズ」(2018)

人生は美しい!と

相変わらず幸せを届けてくれるディズニーのミュージカル映画など。

そしてミュージカル「ヘアスプレー」(2002)で作曲を担当、

公私共にパートナーのスコット・ウィットマンが作詞を手掛けて大ヒット!

トニー賞とグラミー賞を受賞して一流に躍り出ました。

「天使にラブソングを」では讃美歌をポップにして、ゴスペル隊に変身させたというのが

斬新ですよね!

この映画を見てゴスペルを知った、ゴスペルをやってみたいと思った日本人の方が増えたんじゃないでしょうか?

ゴスペルとは元々は「福音書」(イエスキリストのことが書かれているもの) という意味です。

現在では、アフリカ系アメリカ人たちが通う協会のオルガン奏者などによって、

彼らの為につくり出された現代風な聖歌とされています。

使用されている曲(原曲)

・Love Is Like A HEAT Wave ヒート・ウェイブ・My Guy マイ・ガイ/ 歌手メアリー・ウェルズ

・Hail Holy Queen/Salve Regina ヘイル・ホーリー・クイーン/サルヴェ・レジーナ 

・I Will Follow Him アイ・ウィル・フォロー・ヒム

・Rescue Me レスキュー・ミー

・Roll With Me Henry ロール・ウィズ・ミー・ヘンリー

・Gravy グレイヴィ

・Crown Him with Many Crowns クラウン・ヒム・ウィズ・メニークラウン

・Just A Touch Of Love ジャスト・ア・タッチ・オブ・ラブ

・Shout シャウト

・If My Sister`s In Trouble  イフ・マイ・シスターズ・イン・トラブル

特に有名なのは

I Will Follow Him /ペギー・マーチ

Hail Holy Queen / サルヴェレジーナ

I Will Follow Him は最初のカジノでウーピーが歌うのと、最後のローマ法王の前で聖歌隊が歌うメインの曲で最大の盛り上がりの曲になっています。

Hail Holy Queenはキリスト教の聖歌で、デロリスの指導で聖歌隊の歌が上手くなって

人が教会に集まってくる時に歌われている歌です。




天使にラブソングを曲/キャスト/ウーピーは現在何歳

圧巻の演技と素晴らしい歌を披露したウーピー・ゴールドバーグ。

ウーピー・ゴールドバーグ (デロリス・ヴァン・カルティエ/ シスター・メアリー・クラレンス) 

ギャングの愛人がひょんなことから修道院で修道女に歌を教えていく笑いありのハートフルなストーリー。

ウーピー・ゴールドバーグを知っている人は多いのではないでしょうか?

黒人俳優さんで日本では著名な俳優さんに入ると思います。

私が思うに、「ゴースト/ニューヨクの幻」(1990)で一躍有名になりましね。

「天使にラブ・ソングを」(1992) はウーピー・ゴールドバーグのサクセスに拍車をかけて不動の代表作の映画になったと思います。

ウーピーは現在何歳?

1955年11月13日生まれで現在(2022) 67歳です!

ということは「天使にラブ・ソングを」(1992) が上映された時は37歳だったんですねー。

「ゴースト/ニューヨクの幻」(1990)の時は35歳?!

えー、っと、これは本当にびっくり。

かなり、大人びいてますw

意外と若かったんですねー!

ウーピー・ゴールドバーグは貫禄があるのでびっくりです!

でもウーピーはアカデミー賞助演女優賞(Oscar) をこの「ゴースト/ニューヨクの幻」で受賞しています。

確かに、あのゴーストが体に入って人格が変わる演技なんて

本当に別人に見えましたしね。

実演だけでなく、「トイ・ストーリー3」では声優としても活躍。

ミュージカルの「天使にラブ・ソングを」では裏方でのプロデューサーもこなしています。

才能が溢れています・・・!

他にもエミー賞(Emmy)、グラミー賞(Grammy)、トニー賞(Tony)を加えた4つの賞を全て受賞した大スターなんですね!

この4つの賞を全て受賞した人に与えられる称号EGOTを与えられるとご存知ですか?

私は「EGOT」の存在初めて知りました!

これは凄い偉業ではないでしょうか。

そんな人達いるの?と

ショービスの全ての分野(映画、テレビ、音楽、演劇) を制覇したという証ですね。

まさにウーピーはこの中の貴重な1人です。

想像以上に実は凄い女優さんじゃないですか!

2020年時点では16名の人が受賞しています。

特に有名な俳優さんでは

オードリ・ヘップバーンですね。

しかも、オードリ・ヘップバーンは死後にエミー賞とグラミー賞を受賞している唯一の人です。

ウーピー・ゴールドバーグはオードリ・ヘップバーンと並ぶ大女優なのですよー!




天使にラブソングを曲/ キャストあらすじネタバレ

デロリス・ヴァン・カルティエ (ウーピー・ゴールドバーグ) は大物ギャングの愛人で、ナイトクラブで黒人3人組のグループのリードボーカルとして歌っている、しがないなんちゃって歌手。

愛人のヴァンス(ハーヴェイ・カイテル) が殺人する現場を目撃して、愛人の立場から一転して命を狙われる標的になってしまう。

ギャングから命を守るために

警察の意向で裁判の日までカトリック系の修道院でかくまってもらうことになります。

愛人でも容赦なく命を狙われてしまう・・・人間の血が流れているんだか・・・

厳格で修道女のお手本のような修道院長(マギー・スミス) はデロリスを預かることは

心から賛成してはいなかったが、神父に諭されて仕方なく受け入れたよう。

まぁ、修道女からしたらギャングの愛人って・・・

生き方や思考・・何から何まで理解し難い人種だったかもですね!

そのギャップがこの映画の面白さのポイントでもあるんですが❤︎

自由方便で破天荒なデロリスも、自分とかけ離れた世界の修道院での生活の窮屈さにイライラしたり

退屈な日々に我慢できずに、悶々とするようになる。

まぁ、ギャングだの夜のクラブだのって言ったら裏社会のアドレナリンが出まくるような

生活だったでしょうに!

そんな生活から一転して対極のような修道院での生活は退屈でしょうねぇ〜。

しかしデトリスは一応歌手。

修道院長に頼まれて、その歌手の経験を生かして、下手くそな聖歌隊に歌を教えていくことになる。

聖歌隊はデトリスのアドバイスでどんどんと上達していきます。

でも修道院長の考えは甘かったですかね?

デトリスは言われた通りにやるような女性ではありません。

人生も型破り!

聖歌隊にも聖歌を替え歌にしてみたり、アレンジをして今までの聖歌隊をどんどん変えていきます。

この映画の魅力の一つが、聖歌隊のシスターのコミカルなコメディタッチのキャラですね!

そんな聖歌隊の中にはぽっちゃりしたハッピーオーラの

シスター・メアリー・パトリック(キャリー・ナジミー)

彼女は修道女の中でも、おっちょこちょいで憎めないキャラ。

高音も綺麗な美声です。

メアリー・ロバート(ウェンディ・マッケナ) は最年少のシスター。

とても静かで内向的なメアリーが、デロリスに素質を引き出され、積極的に自分を出して目立っていく。

最後にはソロパートも担当するほど自信を得ていきます。

こんなにも環境が変わると人間って変わっていくんですね!

ただ、ウェンディ・マッケナの歌声はイメージと合わなかったので、吹き替えになっています。

全くもってそんなふうに見えなかったウェンディ・マッケナの演技も凄いですね。

そんな自分を見つけて、みんなが楽しい!嬉しい!歌が好き!!とう感情がみなぎって映像から伝わってきますよ。

聖歌隊はどんどんと上手くなっていき、それが街にも浸透していったのです。

デロリスが来る前とはうって変わり活気づいた修道院。

多くの人が教会に集まるようになり、ついにはテレビで報道されるようになっていった。

デロリスのパワーって凄くないですか!

不良の子供たちも普段は近寄らなかった教会も、音楽が彼たちを引き寄せたり!

音楽は人をも動かす力があるんですよね。

聖キャサリン修道院の噂がどんどん広まっていき、ついにはテレビで報道されることになる。

そして、なんとローマ法王からもシスター達の歌を聞きたいと、オファーをもらうようになります。

もうこの時点で、デロリスと聖歌隊が一体になって強い絆ができて、そのパワーが人を惹きつけているのがわかりますね!

しかし、うまく隠れていたのが、とうとうヴィンスに見つかってしまいます。

ウーピー演じるデロリスも、聖歌隊と歌で盛り上げることが楽しくて、夢中になっていて

うっかりしてしまいました。

ヴィンスも甘くないですよ、速攻デロリスを拉致します。

もうこの時点で昔のデロリスでは無くなっていますね。

修道女達は一致団結してデロリスを助けにヴィンスの元へ向かいます。

最初だったらこんなこと、絶対に起きなかったでしょうね。

人の思いが人を動かす。

結局はデロリスの愛が修道女達を動かしたんじゃないかなと思います。

そして危機一髪のところで警察が助けに来てみんなは修道院に帰ることができるのです。

いっそうみんなの絆が深まった聖歌隊。

ローマ法皇の前で、デロリスの指揮の元

「アイ・ウィル・フォロー・ヒム」の歌、そしてゴスペルにアレンジした曲をノリノリで歌って披露して

会場を歓喜の渦に巻き込み幕を閉じるのでした。

ギャングの愛人をしていたデロリス・ヴァン・カルティエ (ウーピー・ゴールドバーグ) が愛人のヴァンスが殺人している現場を目撃して、愛人の立場から目撃者として命を狙われる。

最初は修道女として「こうあるべき」と本当の自分として「こうありたい」のはざまでの葛藤から、みんな自分の殻を破れませんでした。

破天荒なデロリスの愛がみんなの魅力を引き出し、生き生きした表情が観客を感動させるという

愛の循環が起きる物語。

コメディタッチで笑って感動できる名作です。

 

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