イタリア映画界を代表する女優アルバ・ロルバケル。もうすぐ2つの作品が公開されます。
イタリア人女優さんってあまり知られていないですよね?
今日は彼女をクローズアップしてみようと思います!
アルバ・ロルヴァケル女優/出演映画【靴ひものロンド】
アルバ・ロルヴァケル主演、今年もうすぐ公開「靴ひものロンド」「3つの鍵」
この2つの紹介をしていきますね!
【靴ひものロンド】
公開日: 2022年9月9日
監督: ダニエレ・ルケッティ
脚本: ダニエレ・ルケッティ、フランチェスコ・ピッコロ
制作国: イタリア
原作: ドメニコ・スタルノーネ
キャスト:アルバ・ロルヴァケル、ルイジ・ロ・カーショ、ラウラ・モランテ、シルヴィオ・オルランド
「ニューヨーク・タイムズ」が2017年の注目の本に選んで注目をあびた小説「靴ひも」を映画化したもの。
1980年代のナポリを舞台に、普通の家族が夫の浮気が原因で崩壊していく様子を描く。
平穏な暮らしをしていたアルド、妻のヴァンダ、アンナとサンドロの2人の子供達。
夫は浮気をして家族のもとを去る。
夫は定期的に子供達に会いに来るが、納得いかないヴァンダ。
次第にヴァンダの精神状態や行動がおかしくなっていく。
その数年後、また家族は一緒に暮らし始めるが・・・
愚かで愛おしい、家族の物語になっている。
家族とは幸せなのか? 家族と個人のアイデンティ。
まだ80年代はイタリアでも今よりももっと保守的だったのかな。
イタリアって大家族で食卓を囲んでいるイメージ。
でも、家族ができてもそれが自分の求めているものとは違ったと気づくこともあるのかもしれない。
色々あっても、関わっていく2人。
夫婦ってなんなんでしょう?って考える作品になっているかもですね!
アルバ・ロルヴァケル女優/出演映画【3つの鍵】
【3つの鍵】
公開日: 2022年9月13日
監督: ナンニ・モレッティ
脚本: ダニエレ・ルケッティ、フランチェスコ・ピッコロ
制作国: イタリア
原作: エシュコル・ネヴォ(イスラエルの作家)
キャスト:アルバ・ロルヴァケル、マルゲリータ・ブイ、リッカルド・スカマルチョ
イタリア・ローマにある高級住宅地の同じ建物で暮らす3家族の物語。
「人生の謎を解く鍵はいくつもある」というコピー。
ある夜、建物に車が衝突し女性が亡くなる。その車を運転していたのは、その建物の3階に住んでいる夫婦の息子であった。
そんな夜に、2階に住んでいるモニカは陣痛が始まる。
一階の夫婦は娘を向かいの老夫婦に預けていたが、行方不明に。
モレッティ監督は
「このさくひんは、同じ建物に暮らす3つの家族の物語です。
登場人物たちは危く、恐怖や強迫観念にかられ、時には極端な行動をとってしまいます。選択と行動が、自分の人生や大切な人たちにどのように影響するかを描いています。私たちがいかに孤立した生活を送り、コミュニティから自分を疎外す流ようになってしまったのか。
この映画は私たちを外の世界へと心を開くように誘っているのです。
近年はインターネットが中心になり、人との関わり方も違ってきましたよね。
それにより、リアルなコミュニケーションが疎くなっている人も増えてるかもしれない。
そんな私たちに、世界に心を開くように誘っている映画。
イタリアからのメッセージ、受け取ってきたいですね。
アルバ・ロルヴァケル女優/結婚
パートナーはイタリア人で映画監督サヴェリオ・コスタンツォ(Saverio Costanzo)。
両親と姉が脚本家、映画監督という正真正銘の芸能一家。
みんな映画関係に関わるクリエイティブな家族。
0から1にする、創造するっていう才能に満ち溢れた家系なんですね!
どんな会話してるんだろー。
私はイタリア語わからないけど、聞いてみたいですw
そして前のパートナーとの間には2人の子供がいます。
映画監督サヴェリオ・コスタンツォの代表的な作品として一つ紹介しますね。
「ハングリー・ハーツ」(2016)
【あらすじ】
ニューヨークで運命的に出会ったジュード(アダム・ドライヴァー)とミナ(アルバ・ロルヴァケル) は恋に落ちて結婚します。
男の子が2人の間に生まれるが、菜食主義のミナは独自の育て方やこだわりで神経質になり、ジュードの意見にも耳を貸さない。
ジュードは子供の危険を感じ彼女から取り上げます。
だんだんと周りに対する不信や敵意を向けてエスカレートしていくミナは・・・
第71回ヴェネチア国際映画祭で主演男優賞と主演女優賞をダブル受賞しています。
主演女優はパートナーのアルバ・ロルヴァケル。
パートナーが監督ってどんな感じなんでしょうね?
一応、職場の上司と部下?ですかね?w
アルバ・ロルヴァケル女優/身長年齢
名前:アルバ・ロルヴァケル(Alba Rohrwacher)
生年月日:1979年2月27日
年齢:43歳(2022年現在)
身長:167cm
出身地:イタリア/ フィレンツェ
妹:アリーチェ・ロルヴァケル(Alice Rohrwacher)映画監督
パートナー:サヴェリオ・コスタンツォ(Saverio Costanzo) 映画監督
ドイツ人の父親とイタリア人の母親の元に生まれる。妹は映画監督アリーチェ・ロルヴァケル(Alice Rohrwacher)でアルバ・ロルバケルは彼女の映画にも出演している。
姉妹で映画を作るって、芸術の才能のある家系ですね。
彼女はイタリアを出て、外国に行くことが大好きで、自分のことを落ち着きのない人間。
今思えば、そいういったことから現在豊かな生活をしているが、その当時は本当に忙しくて窒息しそうだったと語っています。
今の知名度、女優としての才能を開花させるのに、すごい努力もしてますよね。
でも、この「海外に行きたい」「自分の国を出てもっといろんなところへ行ってみたい」という
心の底からの願望が突き動かして現実を作ってきたパワーが、女優魂にも出ているんではないでしょうか?と私は思います。
アルバ・ロルバァケル女優/今までの受賞作品
・「日々と雲行き」(2008年) ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞助演女優賞
・「ボローニャの夕暮れ」(2009年) ダヴィッド・ディ・ドナテッロ主演女優賞
・「ハングリー・ハーツ」(2014年) 第71回ヴェネチア国際映画祭女優賞
ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(David di Donatello) はイタリア映画アカデミー(L`Accademia del Cine ma Italiano) が毎年主催する、イタリア映画における最高名誉とされる賞です。
日本で言ったら、宮沢りえさんのような感じですかね?
日本を代表する女優さんで賞も受賞し、女優としての評価も素晴らしいですね!
イタリアで大活躍のアルバ・ロルバァケル。
日本で主演映画が2本立てで上映されて、これから日本でも人気が出ていきそうですね。
ハリウッド映画もいいけど、イタリアの映画でまた違った世界観や価値観に触れてみるのもいいですね!
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